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SDGs 住まいは気密性能がポイント

SDGs 住まいは気密性能がポイント

2020.09.11

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快適な住まいは気密性能がポイントです

 

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実りある暮らしのまちでは、トンボが畑を飛び交い秋の気配を感じるようになりました。今年の夏は例年以上に酷暑でしたがザクロや柿など様々な果樹が実をつけて季節の変化を教えてくれています。

 

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暑い夏やこれから迎える冬を快適に過ごすために、改めて気密性能の大切さについてご説明したいと思います。

 

快適な温熱空間をつくるのに必要なことは?

 

①外部環境の影響を受けにくい断熱性能

②隙間から空気が漏れるのを防ぐ気密性能

 

この2つが重要です。断熱性能は国が省エネルギー基準の目標値を設定したことにより高断熱住宅という言葉をよく耳にするようになりました。様々なメーカーの断熱商品や性能の高い窓を採用し、図面上の計算で断熱性能を数値にすることができます。

一方で気密性能は建築後に計測しないと分からず、施工精度が大きく影響するため手間も費用もかかり簡単ではありませんが、実りある暮らしの街の住宅は、全棟気密測定を実施しております。

 

気密はどうやったら分かるの?

実りある暮らしの街•5号棟の機密測定の様子と結果です。

 

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測定方法

上右の写真のように、強力なファンを使って建物内の空気を外へ排出します。

隙間の多い住まいは、多くの外気が建物内に流入して屋内外の気圧差があまり生じません。反対に隙間の少ない住まいは、建物内に流入する外気が少ないため、屋内外の気圧差が大きくなります。この原理を利用して隙間の総量を計測し、総床面積で割った数字をC値といいます。

 

数値の目安

昭和の家→C値 15.0  / 近年の家→C値 5.0 / 高気密住宅→C値 1.0

 

モデル棟5号棟の測定結果は、総隙間面積67㎠。それを床面積(小屋裏含む)で割るとC値0.61という結果が出ました。

隙間面積の67㎠を分かりやすくするとアイフォン7の大きさが幅6.7㎝高さ13.8㎝ 面積92.46㎠ですので、住まい全体でアイフォ7の約7割分の面積しか隙間がない事になります。

この結果は、高気密住宅の目安C値1.0を上回る数値で、増木の住まいづくりに携わってくださっている大工さんを始め全ての職人さんの技術と努力の結果です。

 

2年前の夏、同じ断熱性能で気密性能の異なる2つの住まいの全館空調による電気消費エネルギーの比較調査を実施したところ下記のようになりました。

 

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C値が0.6の高気密性能の住まいⒷは、Ⓐと比較すると消費電力が2/3に納まっていました。結果を見ると気密性能は温熱環境に大きく関係していると考えられます。

※暮らし方、全館空調の使い方により異なるためご家庭により数値結果は異なる場合がございます。

 

また、日本全体で家庭のCO2排出量は、全排出量の1割以上を占めており決して少なくありません。約30年前から比較すると1990年度131万トン2018年度166万トンと約20%上昇しています。(国立環境研究所 日本の温室効果ガス排出量データより)

高気密高断熱の住まいづくりは、暮らす人にとって快適な環境をつくるだけでなく、自分たちが暮らす街•国のCO2削減にも大きく関係し、持続可能な開発目標SDGsへ貢献しています。 

 

 

記:たかぎ

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