こんにちは。

 

夏休みに関西旅行に行ってきました。

 

宿泊は京都でしたので「17時からサラッと見てドローンショーと花火を見て帰ろう~」くらいの気持ちで

 

万博にも参加…結果…

 

強風と雨で大屋根リング上れない、ドローン中止、花火中止、

 

大屋根の下にも雨が吹き込み休むところもなしと、なかなかの経験でした。

 

海外パビリオンはオーストラリア館だけ見られました。

 

シグネチャーパビリオンの河瀨直美監督の廃校を利用した空間はとても素敵でしたので、

 

晴れていたらもっとゆっくり見たかったなと思いました。

 

そして翌日…千里にも足を延ばして万博公園!!!

 

太陽の塔は実際に見るとイメージの3倍くらいの存在感。

 

 

こちらは現在48年ぶりに再生され公開中の太陽の塔内部の生命の樹。

 

原生類~哺乳類の進化と生命のエネルギーを表現しているそうです。

 

 

これまで岡本太郎にはそんなに興味がなかったのですが、

 

衝撃を受けすぎて一気に魅了されてしまいました。

 

55年前の作品なのに全く古くなく、前衛芸術なのにその作品を目の前にすれば

 

意図がそのまま突き刺さる。

 

輝く未来!産業技術の進歩!という生まれ変わった日本をアピールしたい55年前の万博で

 

ほぼ真逆のシンボルを持ってくる根性が格好良すぎるなと思いました。

 

目からビームも出た1970年当時の太陽の塔の写真。かわいい。最高。

 

 

未来には現在と過去が連なっていてそれは捨てられないもの変えられないものであり、

 

過去を抱えたまま現在を生き、未来を良くしていくしかないのは個人にも社会にも

 

共通することだなと感じました。

 

 

何年もかけて効いてきそうな呪いを体感しました。

 

 

 

 

 

 

 

ないない